場所打ち杭とは現場任意の場所を円柱形に掘進し、円筒形に加工組み立てをした鉄筋籠を掘進した地盤の中に建て込みし、フレッシュコンクリートを孔内に流し込み杭を築造する工事です。地面の掘削方法により工法が異なります。
新場所打ち杭築造工法あらわる CBC工法
見えないからこそ真価が問われる、新技術による場所打ち杭の革命。
Core | 場所打ち杭の中に建て込まれる鉄筋籠をコアと表現。 |
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Balance | 鉄筋籠に偏移的な応力を与えない、鉄筋籠上部補強リング部を4点吊で鉄筋籠の変形防止に大きく寄与する鉄筋籠吊機構。 |
Center | 当社独自のスペーサー配列で鉄筋籠とコンクリートの被り厚を確保。 |
高品質な鉄筋籠 | 当社の協力業者吉田工業株式会社が開発した鉄筋籠製作時の主鉄筋保持台を使用。主鉄筋保持台2種類の特許意匠登録第1647322号、第1647323号 |
全旋回オールケーシング工法
小型Ø1000mm〜超大型Ø3000mmまで対応可能 オールケーシング工法はケーシングチューブを回転・圧入をしながら掘削全長にわたり埋設し、埋設されたケーシングチューブ内の土砂をハンマーグラブで掘削し排土します。掘削完了後スライムを除去し鉄筋籠を掘削孔内に建て込み、トレミー管を用いりフレッシュコンクリートを打設します。トレミー管とケーシングチューブはフレッシュコンクリート打設に伴い順次引き抜きを行い杭を築造する工法です。
アースドリル工法
場所打ちコンクリート杭築造工事で用いられる工法のひとつです。ドリリングバケツ等によって掘削し、孔壁保護には安定液としてベントナイト溶液などを用います。掘削完了後には、底部に溜まったスライムを除去し、鉄筋かごを挿入してトレミー管を用いてコンクリートを打設します。